Denver_zzz


Denver days
by london_zzz
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Dr Linda Thompson

アメリカでは、医療保険に加入したらホームドクターを決め、顔合わせの挨拶に行き、患者のデーターのため基本的なメディカルチェックを受けます。
イギリスも同じでした。

医療保険はN*Hで推薦される保険会社の中から、一般的なコースを選択。
ホームドクターは保険が効く医師の中から、このアパートから徒歩範囲で、N*Hの通勤に便利であることを最優先して簡単に決めました。
とりあえず会ってみて、この人はちょっと。と思ったら変更は自由。

会ってみたら、Lindaさんは72歳の女医さん。
医療関係のオフィスが数件同居している、Medical Center Buildingの一室に小さな診察室をかまえておられました。

Lindaさんは多分、年齢的に臨床医は難しくなってきてるので、ホームドクターとして相談役に仕事をシフトされたのでしょう。経験豊富で知識も豊か。
お話好きでお世話好きな近所のおばあちゃん、な印象でした。
パーキンソンズ病があるのか、時々顔がけいれんします。

イギリスでもGPに会ったのは最初の1回だけだったし(というか、会えなかったし)ホームドクターが、それほど重要だとは考えてませんでした。

昨日、最初にLindaさんに顔合わせで会ったときの診療費$180の請求書が保険会社から送られて来ました。いくらなんでもそれはおかしいので、請求書を持ってLindaさんのオフィスに行ったら、看護師のKatyさんが受付で、朝ご飯中。
自由だわ〜

「あら、今日はどうしたの?」
「この請求書の件で相談にきました」
Katieさんは、請求書に目を通して保険会社に即電話。電話をマイクロフォン設定してくれたので、やり取りがすべて聞けます。
電話を切って「聞いてた?」
聞いてたけど、今のやりとりが理解できるんなら、ここにはおらんわ!

Lindaさんが保険会社に送ったカルテに「最初の顔合わせ」の部分にチェックが抜けていると、保険がきかず全額請求される可能性があるので、Lindaさんに確認後、来週には再請求の手続きをとるから、今この$180は払わなくていいよ。ということでした。

「Linsaさんは休暇ですか?」
「いえ、学会なの。だから今日はこんなカジュアルなかっこしてるのよ」
確かにいつもは看護師服なのに、今日はチェックのシャツにジーンズの短パン。

Lindaさんは、72歳で学会参加ですか!あくなき向学心!すごいな〜
医療関係で困った時は、ここにくればなんとかしてくれる!を確認。
とても心強いLindaさんとKatieさん。
今度帰国したら日本のお土産買ってこよっと。

by london_zzz | 2016-06-23 01:10 | アメリカの医療 | Comments(0)
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