Denver_zzz


Denver days
by london_zzz
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No negotiation

ナイスなお部屋はその後どうなったの?お問い合わせがありました。
あの部屋は私たちの予算を遙かに大きく上回っているのに、どうしてそんな部屋に案内するの?だったのです。

「ハァ〜イ、ヒィロォ〜、マイフレンズ!」
「えぇ〜?あぁた、いつ不動産屋さんにお友達ができはったん?」
えっらい調子のいいおにぃさんです。
おにぃさんは、あの部屋であのレントは高すぎるから値下げ交渉はできるはずと自信満々でした。翌週また違う部屋を案内してくれるという連絡があったので聞いてみたところ、オーナーペアーは"No negotiation"値下げ交渉には絶対に応じないそうです。

イギリスのTV番組に日本の「ビフォーアフター」のようにお宅改造の番組があっておもしろいのでよく見てました。日本の番組と違うのは、これはお化け屋敷?
びっくりするような廃墟のような家をオークションで競りおとして業者を入れたり自分自身で改装したりして、賃貸や転売や、自分で住むというより多くは投資が目的で改装していく過程を紹介する番組で、最後に不動産屋の査定が入ります。当然TV番組ですから、成功例が取り上げられて大家はにっこにこのハッピーエンドです。

おそらく若いオーナーペアーも自分たちでいろいろ手を加えて自分たちが住みよい部屋を、こつこつと創ったのだと思うのです。というのも収納部屋はまだ手を加えている最中でした。エレベーターのない3階の部屋まであの資材を持ってあがっての作業はほんとに大変だっただろうなぁ。家賃の値下げ交渉に応じないのは、当然でしょう。

部屋を決める前に好感度大のいい感じのオーナーに会えた事、同じフラットの住人と共有だけど庭もある事など含めて、ゴージャスではないけれどセンスが良くて、オーナーの思いがこもったあんな素敵な部屋で暮らせたら良かったのですが、残念でした。

ただ奥さんの仕事の都合で引っ越しするということは、また奥さんの仕事の都合で帰ってくることもあり得るわけで。
テナント側の正当な訴えは全く通らないけれど、大家の都合はどんな無理難題でも通ってしまう現状を思ったら、まっ、これでよかったのかもしれません。

家賃は値下げ交渉ができるという情報がもらえたのはとてもよかったです。今回は応じてもらえなかったけど、普通だったら5%〜8%は交渉範囲なのだそうです。つまり大家側もそれぐらいは言ってくるという前提で値をつけているのだそうです。いやはや、家賃を値下げ交渉できるなんてね。
ただ、大家にOKの確約をもらってから契約をするというのは、去年学んだ事です。
あたりまえか。

No negotiation_d0089685_1214529.jpg
ちょっと見えにくいのですが、左側のFoxtonsの入り口は、カフェのようでとても不動産屋には見えません。

by london_zzz | 2008-10-01 01:16 | London_zzz | Comments(0)
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