Denver_zzz


Denver days
by london_zzz
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The Caspian Hotel B&B-3

翌朝やはり朝ご飯のチケットを渡されたので同じカフェに行ったら、同じおじさんが食事中で「朝ご飯だよね」テーブルにリンゴ1個、オレンジ2個、バナナ2本、注文を聞いて置いて行きました。
今日はバナナは2本あるけど、リンゴは1個しかないのね。

コーヒーをいれながら
「ポットとドライヤーありがとうね。大切に使わせてもらうよ」
あれ?渡したのはホテルのオフィスにいたおねぇさんなのに話が通じてる。

彼はホテルのオーナーでこのカフェを最近買ったんだそう。
で、カフェを早朝から営業するのでホテルと両方では経費がかかるから、今はホテルのお客さんには、このカフェでの朝ご飯にしているそう。
サイトの写真のように実際のキッチンもとても素敵なのに。

Caspianというホテルの名前は彼の出身地なんだそうです。
そうそう。ロンドンのB&Bが、なんでCaspian?って思ってました。

おじさんは、私たちがEalingに8年住んで、明日アメリカに行くと言うと
「私も以前Ealingに住んでたんだよ。Eaton Rise?番地は?私は34。時代は違うけどすぐ近くだったんだね」

「明日は何時のフライト?ここは7時30分に開けるから、料理はできないけどパンとコーヒーなら用意してあげられるから朝寄っていきなさい。タクシーは予約してるんだよね。それから入り口のテーブルに置いてあるノートに日本語でメッセージ残していってね」
なんだかお父さんみたい。お世話好きでナイスなおじさんでした。

ホテルは暖房が入っているような、いないような。
シャワーのお湯が出ているような、いないような。
まさに、イギリスのB&Bなんだけど、妙に快適でした。
真冬にこれではちょっと困るけど、夏場だったら問題なし。
もし、また訪れることがあったら、まちがいなくここに泊まると思います。

翌朝ホテルに迎えに来てくれたタクシーのおじさんもすっかり常連さん。
最初はアパートから、がらがらスーツケースを引っ張っていってたけど、8年間でトシとりました。もうタクシーでなくては荷物持って空港には行けません。

いつも同じタクシー会社に予約していたのですが、最初はいろんな人が来てたけど最近はいつもこのおじさん。一度も留守中に空き巣泥棒に入られなかったから、泥棒軍団とつるんではなかったようです。

「あれ?今日はどうしたの?」
「アメリカに行くんです。車、新しくなりましたね!」
空港では、Good Luck in USA!
笑顔で送ってくれて、ちょっとむねきゅん...
こちらも、また来ることがあったら、よろしく!です。

by london_zzz | 2015-12-30 12:44 | London_zzz | Comments(0)
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