From London to Bethesda_zzz

エプソムダービー観戦記3

<ロンスデールから見た、改装中のグランド・スタンド>
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<クイーン・スタンド。今は誰もいない2階のせり出しの部分にクイーンがでてくる>
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ロンスデールを出て、ゴール方向に歩く。
建物の間にコースが見える場所があり、行ってみると、
ちょうどゴールをすぎたあたり。
内馬場側に、クイーンズ・スタンドの2デイ・バッジを持っている人専用のガーデン・バーとレストラン、報道関係者用のメディア・センターがある。

ちょうど第1レースが始まる前だったが、
柵をくぐってスタンド側と内馬場側を行き来する人がいる。
係員に頼んで、行き来している様子。
レース前だ。そんなことをしてもいいのかと思っていると、
いよいよレースの始まる時間になって、往来禁止。
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メディア・センター前の柵につかまって第1レースを眺めることにした。
アナウンスがあって、第1レースが始まったが、
ロンスデールでは見えるスクリーンがここでは見えないので、
レースの途中の様子がわからない。
4コーナーをまわったところ、やっと小さく馬が見えてくる。

直線、コースのスタンド側を走る馬はなく、
すべての馬が内ラチ側を走りぬけた。
ちょうどわたしたちのいる内ラチ側を走ってくる馬を
ゴール側からみることになるので、なかなかの迫力だ。

レースの途中の様子がわからないがゴール周辺はよく見えるので、
ここもレースを見る場所の候補の1つかなと考えていると、
走り終わった馬が戻ってくる。
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1着の馬はクイーンズ・スタンドの前のウィナーズ・サークルに入っていく。ここからは全く見えない。Mサカさんによると、グランド・スタンドからも見えないらしい。
ウィナーズ・サークルも、クイーンズ・スタンドの人だけのものだ。

2−3着の馬は、わたしたちの場所の向かい、スタンド側のコース上のそれぞれの着順の指定場所まで、戻ってくる。
馬主や調教師が馬を出迎える。馬主たちはみんな嬉しそうだ。
記念写真を撮っている人達もいる。
どんなレースであれ、ダービーの日に馬を出走させ、その馬が上位に来て、それを出迎えるということは、それだけで非常に嬉しいのだろう。

馬がいなくなると、スタンド側と内馬場側で、それぞれの係員がはめ込み式になっている部分の柵(3mくらいの長さ)を外し、人が通れるようにしている。スタンド側では、3着馬の場所の左のあたりの柵を外すので、写真の中で3着馬の関係者が立っているあたりを通って行き来できるようになる。クイーンズ・スタンドの人達がバーやレストランを利用するために作っている通路らしい。

私たちも向こうに渡ってみることにした。
ダービーのゴールの10メートル先あたりを歩いていくのだ。
実際に歩いて、馬場の中央から見てみるとよくわかるのだが、
直線も平坦ではない。最後のところは上り坂。

<スタンド側から見たコース>
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<ゴールポストあたりの様子。左の赤い的のようなところがゴール>
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ダービーだと、スタートしてから上り坂、それから下り坂、直線800m、最後の100mは上り坂。
Mサカさんによると、高低差はビルの4階分にもなるらしい。
何ともタフな、すごいコースだ。
ちなみに東京競馬場の高低差は2m。

スタンド側に入って、あたりを見学。
すぐ右手に、クイーンズ・スタンドのウイニング・サークルへの入り口、
まっすぐ進んで、スタンドの裏手に行くと、クイーンズ・スタンドへの入り口(レスター・ピゴット・ゲート)。その先に入り口らしいところがあるが、ほとんど人は出入りしていない(後でプログラムを見ると、この入り口はオーナー・トレーナー・メディア・エントランスと書いてあり、私たちが出入りしてはいけない場所だった)。

とにかく、パドックには私たちのチケットでは行けないことがわかり、
スタンド側の柵のあたりでレースを見てみることにした。
わたしのすぐとなりに正装したおじいさんがやってきた。
Mサカさんがすぐに彼が有名な調教師、Sir Michael Stoute(マイケル・スタウトさん、ポール・マッカートニーのようにSirがつくので、さんというより卿とすべきか)であることに気づく。
4回もダービーを勝った人だという。
今回も3頭、ダービーに出馬させている。
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Mサカさんがわたしに、サインをもらおうかなあ、いいかなあ、というので、わたしは気楽に、いいんじゃないの、くれると思うよ、と応えると、彼は、すぐにStouteさんのところにいき、プログラムの上にサインをもらった。
全く普通の人が書類にサインをするような雰囲気だった。
わたしもなんとなく、もらっておかなければという気になった。
写真をみてほしい。普通のサインである。

このときのStouteさんはにこりともしなかったが、
うちに帰ってから、BBCで1時から4時半まで中継していたダービー番組の録画を見ると、彼の特集があり、そこではニコニコ。
とにかく、その世界では、大変な有名人だった。

続きます。

by london_zzz | 2008-06-19 16:41 | 英仏競馬 | Comments(0)
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